消費税増税のため立退き請求・理不尽な請求に拒否で頑張る
江東区東陽に住む新庄さん(仮名)は15年前に木造二階建ての一軒家を借りて住みはじめました。子供たちも独立し、夫婦二人と犬、猫と老後をのんびりと暮らしていこうと考えていました。
今年の4月に家主とその代理人の不動産会社から「6月15日の期間満了とともに「再契約」(文面より)をしない」という通知書が送られてきました。
相手の不動産会社に連絡すると最初は家賃の5ヶ月分、次に7ヶ月分、8ヶ月分と言って来ました。そのうえ5月末までに明渡しを承諾しない場合は一銭も出さないとまで言われ、心配になって娘に相談したところインターネットで借地借家人組合のことを知って相談に来ました。
組合では、このような立退き問題が出てくる背景には消費税の値上げや相続税対策などの問題があることなどを説明し、借地借家法では、借家人の権利を守るために「更新を拒絶するには正当な事由がなければならないこと。期間が満了しても法律が自動的に更新する(法定更新)こと」などを説明しました。
新庄さん「大変よくわかりました。家主の脅かしに屈せず頑張ってみます」と話しました。
城北借地借家人組合
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